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で、続き。
伊藤計劃「虐殺器官」のおおまかなストーリーは、こうです。
今からそう遠くない未来。
イスラム原理主義者によりサラエボに手製核爆弾が使用され、
核兵器が「使えるもの」と認識されてしまった世界。
後進国では内戦と民族衝突、虐殺の嵐が吹き荒れ、
先進諸国は厳格な管理体制を構築しテロの脅威に対抗。
そのさなか、アメリカ情報軍のクラヴィス・シェパード大尉は、
それらの虐殺を扇動しているとみられる米国人、
ジョン・ポールの影を追い混沌の世界を駆け巡る。
なぜジョン・ポールはいつも狂乱の渦中にいるのか?
一体「虐殺器官」とは何なのか?
と、まあ、こんな感じで物語は進みます。
9.11以後の戦争を考える時、宗教、経済格差、人種、国家などなど、
さまざまな問題・事柄が思い浮かびますが、
小説「虐殺器官」はそれらを当然踏まえたうえで、
簡潔な文章、確かなディテールのもと「近未来」を描いています。
ぼくらの未来もこうなってしまうのか?
そして、それを回避するためには?
ってなことを読後に考えてしまいました。
とはいえ、小難しい用語は幾分ありますが(SFの宿命でしょうね)、
内容はとても理解しやすいと思います。
なによりとても面白く、寝食忘れて読んでしまいますよ。
SFなあ・・・、という食わず嫌い、読まず嫌いな方にこそ、
ぜひ読んでいただきたい本です。
で、なんで今さら昨年夏に読んだ本の話をするのか、になるんですが、
昨年の年末から今年の年始にかけて、
この「虐殺器官」以降の世界を描いた小説、「ハーモニー」を読みました。
この本がまた、凄いんだ!
正確に言えばこの二つの本は続き物ではないので、
どちらから読んでも楽しめるのですが、
できたら「虐殺器官」→「ハーモニー」の順で読んで欲しいです。
その「ハーモニー」の内容、感想は次回。
それでは、また。
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お子様連れでも安心!! 交通事故治療に強い!!
【福岡市早良区野芥】そんごくう整骨院
院長: 奥山一彦 (おくやまかずひこ)
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