Blog記事一覧 > その他 | 福岡市早良区で口コミNO1の整骨院・整体なら、そんごくう整骨院まで - パート 13の記事一覧
( 山形県寒河江市へ帰省しました。 ~その2~ の続きです。)
幸せな気分で昼食を終え、あとは一路山形の実家へ。
と、言いつつ、ちょっと上山(かみのやま)で野暮用を済ませて帰ったので、
実家に着いたのは午後4時ごろになりました。
もし仙台空港から山形の実家まで寄り道せずに高速道路を使ってまっすぐ帰ったら、
およそ1時間45分ほどで着くようです。
ここでちょっと、ぼくの実家のある寒河江市(さがえし)の説明を。
寒河江市は山形県のほぼ中心に位置する人口4万人ほどの市です。
「さくらんぼ」「ラ・フランス」などの果樹、「つや姫」に代表される米、
道の駅「チェリーランド」、国史跡指定の名刹「慈恩寺」、
県指定文化財の「慈恩寺三重塔」などなど見所はそれなりにあるのですが、
せっかくですので今回は、寒河江市の隠れた名所を紹介したいと思います。
それはこれ、「寒河江市役所」です!
「何が名所なんだ?ただの市役所じゃねえか!」って思った方、ごめんなさい。
でも、この形、なんかおかしいと思いません?
そう、下の階より上の階(3・4階)のほうがマッチ棒のように大きいんです。
設計者は黒川紀章氏(1934年4月8日 – 2007年10月12日 満73歳没)。
1986年に建築界のノーベル賞と言われる、
フランス建築アカデミーのゴールドメダルを受賞した、
日本を代表する偉大な建築家であります。
(ぼくの中では都知事選に出た、少々エキセントリックな・・・。)
その黒川氏が建築家として駆け出しの頃に手がけた建物がこの寒河江市役所です。
弱冠20代で市役所の設計を任されたのですから、
よほどの才能と実力があったことは想像に難くないですね。
この市役所、外観だけでなく内部も嗜好とメッセージが凝らされています。
地方自治体の庁舎では普通、「議場」は建物の一番上にあるか、
行政棟と切り離して別棟になっていることが多いのですが、
この寒河江市役所(寒河江市庁舎)では議場が1階(最下階)に配置されていて、
2階の市民ホール(ここが玄関)より低い階にあります。
そして3階以上が行政の執務に関するフロアとなります。
この一見「ヒエラルキー」のような市役所の作りには、
「市民の足下を立法が支え、行政が市民の頭上を守る」という
メッセージが込められているそうです。
また、寒河江市役所内部と言ったら絶対忘れちゃいけないのが、これ!
市役所中央の吹き抜けにある、一際目立つオブジェ。
これは芸術家、岡本太郎(1911年2月26日 – 1996年1月7日 満84歳没)の作品「生誕」です。
このモニュメント、岡本氏からの寄贈ではありますが、
(ぼくは知らなかったのですが、岡本氏自身が自分の作品を売ったことは無いそうです。
全ての作品を無償・ノーギャラで製作していたそうですよ。)
寒河江市と岡本氏には当時何の接点も無かったことから、
黒川紀章氏と岡本太郎氏との間に密な親交があったことがうかがえます。
しかしどうです、このシュールな光景(笑)。
一地方の「日常」に世界的な「芸術」が見事にクロスオーバーしている、と言ったら大げさかな。
でも、いい感じであることは間違いないでしょ。
ちなみにこの、正面玄関のドアの取っ手も岡本太郎作。
この手触りがひんやりしてスベスベして、なんとも気持ちいいのですよ。
さて、黒川紀章と岡本太郎、一介の地方市役所には豪華すぎるダブルネームなのですが、
この市役所の建設には、もう一つ、日本を代表する企業が名を連ねています。
それはなんの企業かと言いますと・・・。
思いのほか長くなったので、その答えは次回に持ち越しです。
( 山形県寒河江市へ帰省しました。 ~その4~ へ続く )
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【福岡市早良区・城南区】整体・マッサージ師も通う「そんごくう整骨院」
院長: 奥山一彦 (おくやまかずひこ)
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