山形県寒河江市へ帰省しました。 ~その4~
( 山形県寒河江市へ帰省しました。 ~その3~ の続きです。)
前回、寒河江市(さがえし)庁舎にある岡本太郎のオブジェの話をしました。
そのオブジェは上下に鎖でつながれているのですが、
アンカー部分の石に市庁舎建設に携わった個人・企業が刻まれています。
黒川紀章・岡本太郎・地場の建築会社の名は当然ですが、その中に「天童木工」の文字。
インテリアが好きな方なら「天童木工って!」とテンションが上がるところでしょう。
が、「え? 天童木工? なに?」という方もいらっしゃるでしょうから、ちょっと説明を。
天童木工は寒河江市の隣、天童市に本社を構える日本を代表する家具ブランドです。
「成形合板」を日本でいち早く実用化させたメーカーとして知られています。
また、積極的に社外デザイナーを起用して多くの傑作家具を輩出してきました。
特に、インダストリアルデザイナーの柳宗理がデザインしたスツール、
「バタフライスツール」は、現在、世界各国の著名な美術館に収蔵されており、
特にニューヨーク近代美術館(MOMA)や、パリのルーブル美術館では
パーマネントコレクション(永久所蔵品)として選定されています。
そんな天童木工が、寒河江市庁舎の議場と市民ホールの家具を手がけているわけです。
( 「天童木工」さんのインスタグラム より
美しくて機能的な机とベンチ、奥の方には重厚なカウンターも写っています。
ちなみに机の上のカレンダーは、今年、平成27年の7月30日ですからね。
ついでに床のモザイクタイルは竣工当時の1967年のままです、かっこいい。)
つまり、寒河江市庁舎には次の公式があてはまります。
寒河江市庁舎 = 黒川紀章 × 岡本太郎 × 天童木工
= 最強の公共庁舎
半ば無理やりですが、そのくらいかっこいい、存在感のある建築物です。
しかし、この庁舎の本当に凄いところはそんなところにはありません。
なにが一番凄いって、
実際の寒河江市民がこの建物の凄さを全く知らないことです。
間違いなく、ウチの両親は知りません(笑)
その点は本当に寒河江市はPRが下手だなあ、と感じます。
ま、その大らかさというかガツガツしていないところは嫌いじゃないし、
「実は凄かったのだ」という方がカッコいいかな。
とにかく、岡本太郎をして、
「市庁舎としては日本一の建物。寒河江の市民も大いに鼻を高くしてよい。」
と言わしめた、『庁舎建築の傑作』 寒河江市庁舎。
もし寒河江市に来る機会がありましたら、是非ご覧になられてください。
ぼくが子どもの頃から大好きな建物であります。
寒河江市庁舎
住所:山形県寒河江市中央一丁目9-45
電話:0237-86-2111
( 山形県寒河江市へ帰省しました。 ~その5~ へ続く )
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