バタークリームケーキの思い出。
福岡は明日、明後日の天気予報では雪のマークが出ています。
寒いクリスマス・イブになっていますね。
クリスマスと言えばサンタクロース、プレゼント、イルミネーションなどなど、
思い起こされることは多々ありますが、
ぼくが特に思い出すのは、
「黄色味がかったバタークリームのクリスマスケーキ」です。
幼い頃、ぼくの実家でクリスマスケーキと言えば、バタークリームのケーキを指していました。
ケーキを食べるというだけで心底喜んでいた無邪気な頃、
クリームの種類になんて全く関心が無かったし、第一知らなかったんですね。
少し固いバタークリームケーキを食べて、クリスマスの恩恵に浸っていたわけです。
ある年、我が家のクリスマスケーキに異変が起きました。
ケーキが真っ白いのです。
食べてみるとまたびっくり。
これまでのケーキが別物だと言わんばかりに、甘くて美味しいのです。
スポンジケーキ自体もこれまでのぱさついた感がなく、
スポンジケーキの間にはジャムではなく苺が挟まっているのです。
「なんなんだ、これは!!!!」
幼心に頭を鈍器でぶん殴られたような衝撃でした。
何がどう転がっても、こっちの雪のように白いケーキの方が美味しくて感動的なのです。
これが、ぼくの初めての生クリームケーキとの出会いです。
それ以来、バタークリームのケーキを食べる機会がなく今日に至っています。
なぜあの頃、バタークリームのケーキを毎度毎度食べていたのか、
毎年この時期になると、ふと疑問に思い出します。
安かったからか、誰かに頼まれて買っていたからか、
ただ単に母親の味の嗜好だったのか。
電話をして母に聞けば氷解する問題なのでしょうが、
わざわざ聞くことではないことですし、
なにより何でかはわかりませんが、知りたくない自分がいます。
クリスマスの思い出は他にも色々あります。
なぜか赤飯を食べたこと。
シャンパンを開け損ねて、飛んでった栓が天井の蛍光灯を見事に砕き、
真下にあった食べ物が一瞬でオシャカになったこと。
そして、その日のケーキがデザート兼ディナーになったこと、等々。
でも、未だにクリスマスの思い出で真っ先に思い浮かべるのは、
家族が囲んでいるちゃぶ台の真ん中に鎮座している、
バタークリームのクリスマスケーキなんですね。
今はケーキと言えば、誰もが生クリームのケーキを思い浮かべます。
バタークリームのケーキなんて見ることすらなくなりました。
なんか寂しい感じはします。
かと言って、バタークリームケーキを食べたいかと尋ねられると、
素直に「はい」と言えない自分がいるんですが・・・。
懐古趣味と言われれば、それまでの話です。
でも、その時の自分は今の自分と同様、
幸せだったように思えるのです。
それでは、メリークリスマス!
素敵な夜を素敵な方とお過ごしください。
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